三好菜乃さんインタビュー
推しVacation 参加者インタビュー
三好 菜乃 さん
アイドルグループ ReFLiA(リフリア) メンバー / 元・フジコーズ
アイドルグループ「フジコーズ」での活動後、現在はアカペラを武器とする6人組アイドルグループ「ReFLiA(リフリア)」のメンバーとして活躍されている三好菜乃さん。
昨年スタートした「推しVacation(推しバケ)」の第1弾・第2弾と二度にわたり旅へ出かけてくださいました。今回は三好さんに、参加のきっかけから旅の思い出、ファンとの関係の変化、そしてこれから参加する方へのメッセージまで、じっくりとお話を伺いました。
目次
三好さんの活動について
── 推しVacation(以下 推しバケ)に参加された当時は、どのような活動をされていましたか?
三好さん 推しバケに出会ったのは、ちょうど以前所属していた「フジコーズ」というグループの活動が終わったタイミングでした。芸能活動を続けるか、大学を卒業して別の道に進むか、ずっと迷っていた時期で。それでも今の活動が好きだったので、まずは学業と芸能活動を両立して頑張ってみようとしていました。ラジオ番組に出させていただくなど、個人的にできることを続けていたときに、推しバケの板垣さんにお声がけをいただいて、この企画に参加することになりました。
── 現在はどのような活動をされていますか?
三好さん 2025年11月にデビューした「ReFLiA(リフリア)」という6人組アイドルグループで活動しています。アカペラやコーラスを武器にしているグループで、歌やダンスに挑戦しています。実は私、歌もダンスも人より苦手なほうなんです(笑)。でも新しいことに挑戦するのがすごく好きで。小さい頃にクラシックバレエをやっていて体を動かすのが好きだったこともあり、フジコーズのオーディションでアイドルと出会い、現在はReFLiAで楽しく活動しています。
三好 菜乃(みよし なの)
アイドルグループ ReFLiA(リフリア) メンバー / 元・フジコーズ / 北海道出身
2025年11月にデビューした6人組アカペラアイドルグループ「ReFLiA」で活動中。歌やダンスに挑戦している。推しVacationには第1弾・第2弾と参加。
推しVacationとの出会い
── 推しバケの企画は、最初にどのように知りましたか?
三好さん Instagramでご連絡をいただいたのが最初でした。「こういう活動をしているのですが、どうですか」とお声がけいただいて。初めて知ったときは「こんなことをやっている人がいるんだ」と衝撃を受けました。聞いたこともない取り組みをしている方と関われるのは、この業界にいるからこそだなと。当時は表に立って活動をあまりできていない時期でもあったので、すごくタイミングのいいときに、出会わせていただいたなと思っています。その後、下北FMのラジオ番組に出演し、「協力させていただきます」とお話ししました。
──「ファンの方が旅行資金を支援してくれて、その応援で地域に旅に行く」という仕組みを聞いたとき、どんな印象でしたか?
三好さん 私はもともと北海道出身で、田舎寄りの地域に住んでいたので、地域活性化や、地域を盛り上げていくことは芸能活動を始める前から興味がありました。だから「こんな企画をやってくださるところがあるんだ」と。表に立って地域を盛り上げる仕事ができるなら、それは自分がやりたいことだなと感じました。ファンの方の応援を受けて、地域とアイドルとファンが一緒に関わっていく——その仕組みそのものに強く惹かれました。

参加しようと思った理由
── 参加を決めた一番の理由は何でしたか?
三好さん やっぱり地域活性化に貢献できるという点が、私の中ですごく大きかったです。「私にできることなら協力させていただきたい」という気持ちでした。もう一つは、フジコーズ時代の同期と一緒に旅できること。予定が合わなくてなかなか実現できなかった旅行を、お仕事として一緒にできるのがすごく嬉しくて、「行きたい」と思いました。
── 迷った点や、逆に「これなら大丈夫」と思えたポイントはありましたか?
三好さん 行くまではずっと不安でした(笑)。まったく土地勘がなかったので、心配性な私は「何時にここ、次はここ」とすごく下調べをして。それでも「本当に大丈夫かな」と。ファンの方への返礼品も「何を選べば喜んでもらえるかな」とすごく考えました。ただ、旅に行ってからはその不安がどこかへ行ってしまうくらい楽しめました。
実際に参加して感じたこと
── 実際に参加してみて、事前のイメージと違っていたことはありましたか?
三好さん 旅の前まではあんなに不安だったのに、行ってからは「その不安はどこへ行ったんだ」というくらい、すごく楽しく過ごせました。普段の活動はライブと特典会での会話がメインで、オフの姿を見せることはほとんどなかったんです。でも推しバケはプライベートとお仕事が一緒になっているような感じで、「普段どんな旅行をしているのか」を初めて見てもらえました。旅のしおりを作ったら、それを見て「聖地巡礼してみたい」と現地に足を運んでくださる方もいて。そこは想像と違った嬉しい発見でした。

── 旅・地域・撮影・返礼品づくりを通じて、特に印象に残っているシーンや出来事はありますか?
三好さん 一番印象に残っているのは、小田原での提灯(ちょうちん)作りです。人生で初めての体験で、メンバー4人でファン一人ひとりを思い浮かべながら作りました。完成した提灯をお渡ししたら「自分のために作ってくれたのがすごく伝わった」と文面で届いて、こちらの思いがちゃんと届いたんだと、すごく嬉しかったです。
(※提灯づくりの様子は、後半「現地・交流レポート」で詳しくご紹介します)
推しVacationに参加して変化したこと
── 推しバケに参加すると発表したときの、ファンの方の反応はいかがでしたか?
三好さん 「どこに行こうか迷っている」と言うと、「ここもいいよ」「僕はこの近くに住んでいるからここがおすすめ」「地元の人しか行かないけど、ここはどう?」と、みんながいろいろ調べて、パンフレットまでくださって。「私たちに楽しんでほしい」「この企画を盛り上げたい」という気持ちがすごく伝わってきて、“私だけじゃないんだ”と思えて嬉しかったです。まさに、みんなで一緒に作り上げた旅でした。
── 報告会で、直接ファンの方と交流する中で、印象に残ったことはありましたか?
三好さん 報告会は本当にやってよかったです。これまではSNSの文面で「ありがとう」をいただいていましたが、報告会では直接お会いして、お手紙には書ききれない「なぜこれを選んだのか」「実はこんなに悩んだんだよ」ということも伝えられて。報告会に来てくださった方には、旅のしおりを特典としてお渡ししました。それを見ながら後日同じコースを回ってくださる方もいて、新しい交流が生まれました。
── 推しバケを通じて、ファンとの関係に変化はありましたか?
三好さん より仲良くなれたと感じています。
通常はライブと特典会での限られた時間でも会話がメインで、会えなければSNSのみ。一方で推しバケは、私たちの旅行のお土産をこちらからファンにお渡しできる——これは多分ほかにない体験です。
特典会は一人あたり1分ほどしかなく、「いつもありがとう」で終わってしまう。でも、ファンの方に「この方は柔らかいイメージだからこれを選ぼう」という、「あなたのためだけに選んだもの」が一つあるだけで、言葉だけでは表現できない感謝の気持ちを伝えることができました。
言葉ではなく“もの”として、「あなたのことを考えているよ」を別の形で伝えられたのがすごく良かったです。ファンの方からも「こんなに思ってくれていたんだと再確認できた」と言っていただけて、お互いに良かったなと思っています。ReFLiAに入ってからも「あのとき返礼品でもらったお皿やお箸を使っているよ」と写真を送ってくださる方もいて、生活の一部になってくれているのが本当に嬉しいです。
報告会の会場の様子、またはファンと三好さんが談笑しているカット。
── 第1弾・第2弾を経て、自分自身の変化を感じた部分はありましたか?
三好さん すべてが新しくて、今につながっていると思います。新しい形での応援だったので、ファンの方も私も初めてのことばかり。
「もっと良くしたい」という気持ちをみんなが持っていて、全員で作り上げた推しバケだったなと。そしてファンの方々に新しい形で感謝をお伝えすることができて、成長できた体験だったと感じています。
それに、地域の方の温かみをとても感じられました。お客さんとして行くと店員さんになかなか話しかけられないけれど、この企画では「これはどんな商品なんですか」と聞ける機会をいただけて。普段は出会えなかった方とのご縁も生まれました。「ここでしか手に入らないデザイン」があることも知って、私も祖父母へのお皿のプレゼントを選んだほどです(笑)。訪問したお店の方とは、今もSNSで繋がっていて応援してくれているんですよ。
旅の魅力は、現地での出会いと交流にもあります。後半は、思い出の地・小田原宿なりわい交流館の再訪と、旅で出会った地域の方々との交流、そして次の旅の舞台となる伊豆箱根鉄道・大雄山線での出会いを、写真とともにお届けします。

── 現地・交流レポート ──
小田原宿なりわい交流館を再訪
今回の取材では、三好さんが「一番印象に残っている」と語る場所——小田原宿なりわい交流館を、ふたたび訪ねました。第2弾の旅で、同期メンバー4人とともに提灯(ちょうちん)づくりを体験したのは、この交流館の2階。当時の記憶をたどりながら、その場所にもう一度立ちました。
三好さん ここ、なりわい交流館の2階で、人生で初めて提灯を作りました。失敗したくなかったので、まず自分の分から作ってから、ファンの方に送る提灯を作ったんです。絵が上手なメンバーに4人の似顔絵を描いてもらって、名前も入れて。4人で「この人はかっこいい感じがよさそう」「この人はふんわりしているから動物を入れよう」と、その人を思い浮かべながらデザインを考えました。描いている時間が楽しくて楽しくて。完成してお渡ししたら「自分のために作ってくれたのがすごく伝わった」と文面で届いて、こちらの思いがちゃんと届いたんだと、すごく嬉しかったです。

今回、なりわい交流館では七夕の短冊を三好さんに書いていただきました。小田原に来たら、ぜひ なりわい交流館 に足を運んで、三好さんの短冊を見つけてみてくださいね。

旅の楽しさは、提灯づくりだけではありませんでした。返礼品(お土産)選びを通じて、地域のお店の方々とのあたたかな出会いも生まれたといいます。
三好さん 返礼品は、合計30〜40個くらい選びました。「この人はいつも何色の服を着ているから、この色を」「お酒が好きそうだからこれを」というように、その人のためだけのものを選んで。うつわ屋のわわさんでは、悩みに悩んで候補を絞ってからお店の方に相談して、「この商品はこんな特徴がある」と教えていただきながら選ぶ時間が楽しかったです。寄木のお店でも、お箸や木の動物のマスコットを選びました。
お店の方が、お伺いしたあともSNSで応援してくださったり、今も私のSNSをチェックしてご連絡をくださったり。1回目に行ったお店に2回目も伺ったとき、「この間来たときより可愛くなってる」と覚えていてくださって、本当に嬉しかったです。
普段はお客さんとしてなかなか聞けないお店の方の話も伺えて、地元と繋がりができるのも推しバケの魅力だなと思います。
わわさん・寄木のお店での返礼品選び、お店の方との会話の様子。計2〜3点。
伊豆箱根鉄道・大雄山線へ(現地・交流レポート)
三好さん まだまだ行きたい場所はたくさんあって、例えば前回は伊豆箱根鉄道の大雄山線にも乗ろうと思っていたのですが、時間がなかったので次回はぜひ乗ってみたいですね。あとは、小田原の海の見えるトンネルの近くにあるジェラート屋さんにも行きたかったのですが、タイミングが合わず。そのことを知ったファンの方が、後日代わりにジェラート屋さんに行ってきたよと教えてくれたんです。私が知る限りでも5、6人の方が後日同じエリアに旅行に行ってくれていました。
そんな“次に乗ってみたい”大雄山線を、今回の取材で訪問。伊豆箱根鉄道・大雄山線管理所の川口さん(管区長 兼 運輸課課長補佐)に、路線の魅力を伺いました。

川口さん 大雄山線は、小田原と南足柄の大雄山を結ぶ9.6キロの路線で、全部で12駅。地域の方の生活の足として愛されてきた路線です。沿線には地域の文化が根づいていて、どこか懐かしくて温かい雰囲気もあります。おいでいただければ、新しい発見があると思いますよ。
三好さん 私も行ってみたいです。特におすすめの駅はありますか?
川口さん 五百羅漢(ごひゃくらかん)駅ですね。最近は撮影でも人気で、高架下を走る大雄山線の風景が魅力です。沿線では、穴部(あなべ)駅や飯田岡(いいだおか)駅のあたりで、左側に富士山が見えるスポットも。塚原(つかはら)や和田河原(わだがわら)のあたりもおすすめです。終着の大雄山駅の先には最乗寺(さいじょうじ)というお寺があって、そちらもとてもいいですよ。
三好さん ぜひ行ってみたいです。いまお話を伺っている間に紫色とオレンジ色の電車が到着しましたが、大雄山線は何色の電車が走っているんですか?
川口さん 実は大雄山線には7色の車両があるんですよ。赤、青、オレンジ、黄色、緑、ピンク、紫があります。
三好さん すごい!メンバーカラーになりそうですね。私のメンバーカラーは緑なんです。次回来たときはぜひ見てみたいです。
取材の場では、大雄山線を舞台にした新しい企画について語り合う一幕もありました。地域とファン、そしてタレントが一緒に楽しめる旅は、これからも広がっていきそうです。

── 三好さんからのメッセージ ──
三好さんからメッセージ
提灯づくりや返礼品選び、地域のお店の方々との出会い、そして次の旅へとつながる大雄山線——。二度の旅を通じて、三好さんは推しVacationに「人の温かさ」と「気持ちを形にして届ける喜び」を見出してきました。最後に、これから参加するタレントやファンの方々、そして推しVacationへ向けて、三好さんからメッセージをいただきました。
── 参加を検討しているアイドル・タレントの方へ、一言お願いします。
三好さん 私も初めてのことで不安や心配がたくさんありましたが、支えてくださる方々がとにかく温かいです。そして、ファンの方との距離が一番近づきます。ライブや特典会、SNSではできても、直接“もの”を手元に渡せる機会は、なかなかないと思うんです。自分も、ファンの方も、より嬉しくなれる。本当に素敵なサービスなので、いろんな方にやっていただけたら嬉しいです。
── 推しVacationに”推し”を支援するファン側として参加される方々へ、メッセージをお願いします。
三好さん 自分の”推し”から感謝の気持ちが形で返ってくるって、こんなに幸せなことなんだ、というのが推しバケに参加することで一番感じてもらえるんじゃないかなと思います。”推し”が自分の話したことを覚えていて「じゃあこれを贈ろう」という普段は見えない気持ちが形になって届く——それがすごく素敵だなと思います。ぜひ”推し”に旅を贈って、この取り組みに参加してもらえると嬉しいです。
── 推しVacationに対しても、応援メッセージをお願いします!
三好さん まずは、この企画に参加させていただきありがとうございます、というのが一番の気持ちです。参加できたのも何かのご縁だと思うので、私もこの企画の魅力をどんどん広めていけたら嬉しいですし、また別の機会に旅へ参加させていただけたら嬉しいです。この企画が本当に大好きなので、もっと広がってほしいと心から思っています。

協力/伊豆箱根鉄道株式会社、小田原市観光協会 小田原宿なりわい交流館
取材・撮影 / 推しVacation編集部